株式会社ディーワン

武蔵先生の面白い生き物紹介|ブームスラング ― 緑の枝に潜む、大きな目のハンター

クラス授業 1週間無料体験 塾長の25分無料相談

武蔵先生の面白い生き物紹介|ブームスラング ― 緑の枝に潜む、大きな目のハンター

武蔵先生の面白い生き物紹介|ブームスラング ― 緑の枝に潜む、大きな目のハンター

2026/11/04

こんにちは、武蔵です。

今日から、ときどき僕の好きな生き物を紹介するコーナーを始めてみます。第1回に選んだのは、アフリカの樹の上で暮らすヘビ「ブームスラング」。爬虫類好きの間ではかなり有名な種類なのですが、日本ではあまり名前を聞かないと思います。けれど知れば知るほど面白い、奥の深いヘビです。

ブームスラング
※画像はイメージです

【「木のヘビ」という名前】

ブームスラングは、オランダ語とアフリカーンス語で「木のヘビ」という意味。サハラ砂漠より南のアフリカに広く分布し、昼間、樹の上で活動します。体は細長く、全長は平均で1〜1.6メートル、最大では1.8メートルを超える記録もあります。枝に体を預けてじっとしている姿は、葉の緑にすっかり溶け込んでいて、現地でも見つけるのが難しいそうです。

【大きな目と、オスとメスで違う色】

一番の特徴は、頭の大きさに不釣り合いなほど大きな目です。ヘビというと嗅覚や振動で獲物を探すイメージがありますが、ブームスラングは視覚がとても発達しています。正面の獲物までの距離を測るために、頭をゆっくり左右に動かす行動も知られています。

体の色にも面白い特徴があります。オスは鮮やかな緑色で、鱗の縁が黒や青に縁どられ、メスは地味な緑褐色や茶色。同じ種類なのに性別で色が違う「性的二型」です。幼蛇は灰色や薄茶色で、数年かけて大人の色に変わっていきます。

【マニア目線① 食事のメニューは意外と広い】

ブームスラングが主に食べるのは、カメレオンや他の樹上性のトカゲ、それにカエルです。樹の上にいる獲物を、あの大きな目で見つけて襲います。カモフラージュの名手であるカメレオンを見破れるのも、この視力あってこそでしょう。

ただし「カメレオン専門」というわけではありません。鳥やその卵、小型の哺乳類、ときには他のヘビまで食べることが知られています。鳥の巣を襲う姿も観察されていて、涼しい時期にはハタオリドリの巣の中で短い冬眠をすることもあるそうです。獲物の巣で眠ってしまうあたり、なかなか大胆なヘビです。

卵生で、木の幹や丸太の中に最大で30個ほどの卵を産み、およそ3ヶ月で孵化します。

【マニア目線② 毒牙は「奥歯」、でも顎が大きく開く】

毒の話も、正直にしておきます。ブームスラングは非常に強い毒を持つ毒ヘビです。毒牙は口の奥にある「後牙類」ですが、顎を最大で170度近くまで大きく開けることができるため、咬まれれば毒はしっかり入ってしまいます。

毒は血液の凝固を乱す性質のもので、体内で出血を引き起こします。厄介なのは、咬まれてから症状が明らかになるまで数時間かかることがある点で、つい「大したことはない」と過小評価してしまいがちです。1957年には、アメリカの著名な爬虫類学者カール・シュミットがこのヘビに咬まれ、自らの症状を亡くなるまで記録し続けたという事故がありました。後牙類の毒の記録として、今も重要な資料になっています。

とはいえ、ブームスラングの気性はむしろ温和で、不用意に手を出さなければ咬まれることは少ないと言われます。追い詰められると首を膨らませ、S字の攻撃体勢を取ります。日本ではブームスラング属が特定動物に指定されていて、飼育には許可が必要です。強い武器を持ちながら、普段は静かに暮らしている。その距離感の取り方も含めて、僕はこのヘビが好きです。

【観察する力は、勉強の力になる】

ブームスラングの強さの源は「よく見ること」です。枝の上でじっと観察し、獲物を見極め、ここぞという瞬間にだけ動く。

これは勉強でもまったく同じだと思います。問題文をよく読む。図や表をよく観察する。分かったつもりで飛びつかず、糸口が見えるまで考える。理科や生物の面白さも、結局はこの「観察する目」から始まります。生き物好きの子が理科で伸びるのは、観察する習慣が身についているからだと、僕は本気で思っています。

【生き物好きな子も、そうでない子も】

いちゼミの完全1対1個人指導では、生徒一人ひとりの興味や得意なことを出発点にして学習を組み立てることができます。「生き物の話なら何時間でもできる」という子も、勉強の入り口はそこからでいい。好きなことを入口にして、観察する目を勉強に向ける。それが結果的に、成績を伸ばす一番の近道になることがあります。

三鷹で塾をお探しの方は、まずは体験授業や学習相談で、教室の雰囲気を見に来てください。生き物の話が好きな子なら、僕がたっぷり相手をします。

次回はどんな生き物にしようか、考えるのも楽しみです。

(※初回公開時に、食べ物と毒についての記述に不正確な点があったため、内容を訂正しました)

武蔵

完全1対1の個人指導についてはこちら

教室へのアクセスはこちら

第一ゼミナール 本部教室 電話:0422-47-8933

----------------------------------------------------------------------
第一ゼミナール 本部教室
東京都三鷹市下連雀4-14-32 1F/3F
電話番号:0422-47-8933

第一ゼミナール 駅前スタジオ教室
東京都三鷹市下連雀3-45-15 島田ビル2F
電話番号:0422-29-9993


----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。