第一ゼミナール高等部
塾生としての心得
一人ひとりの努力を、
確かな成長につなげるために
第一ゼミナール高等部は、大学受験の合格だけを目的とする場所ではありません。
自分の目標を持ち、その達成に向けて行動し、失敗したときには原因を考え、改善する力を身につける場所です。
私たちは、生徒一人ひとりの学力、性格、生活環境、将来の希望を尊重し、目標の実現に向けて全力で支援します。
そのために、塾生の皆さんにも、学習に向き合う姿勢と責任ある行動を求めます。
本書は、生徒・保護者・講師が共通の認識を持ち、安心して学習を続けるための基本的な約束をまとめたものです。
第1条 適用範囲
本規則は、第一ゼミナール高等部に在籍する生徒を対象とします。
小学部・中学部には適用しません。
指導上の判断は、生徒の年齢、発達段階、健康状態、家庭事情などを考慮して個別に行います。
第2条 学習に対する基本姿勢
塾生は、次の事項を大切にしてください。
- 自分の学習目標を理解し、その実現に向けて行動する。
- 講師と決めた学習計画を実行する。
- 課題や提出物に誠実に取り組む。
- 分からないことや困っていることを講師に相談する。
- 失敗や成績不振を放置せず、改善に向けた行動を起こす。
最初から高い学力を持っている必要はありません。
大切なのは、現在の自分に必要な努力を、少しずつでも継続することです。
第3条 学習計画と課題の実行
塾生は、授業や受験コンパスの面談等で決定した学習計画に従い、課題を進めてください。
特に、以下の行動を重視します。
- 指定された課題への取り組み
- 提出期限の遵守
- 学習記録や進捗の報告
- 確認テストや復習への参加
- 誤答の修正と理解不足の解消
課題が終わらない場合、期限までに提出できない場合には、その理由を講師に伝えてください。
やむを得ない事情がある場合は、学習量や提出方法を調整します。
ただし、連絡や相談が可能であるにもかかわらず、課題の未実施や未提出を繰り返す状態については、改善指導の対象となります。
第4条 出席・遅刻・欠席
授業、面談、確認テスト等への参加は、学習計画を実行するうえで重要です。
- 授業には原則として時間を守って参加する。
- 遅刻・欠席する場合は、可能な限り事前に連絡する。
- 無断欠席を繰り返さない。
- 欠席した授業の内容や課題を確認する。
- 継続的な参加が難しい場合は、早めに相談する。
病気、障害、通院、家庭事情、学校行事などによる欠席については、個別の事情を考慮します。
欠席回数だけを機械的に評価することはありません。
第5条 英単語授業・確認テスト
高等部で提供する無料の英単語授業についても、対象となる生徒には積極的な参加を求めます。
英単語は大学受験における重要な基礎学力です。
そのため、以下の事項を学習状況の確認材料とします。
- 授業への出席状況
- 英単語テストの結果
- 復習への取り組み
- 前回からの改善状況
ただし、得点が低いことだけを理由に不利益な判断を行いません。
努力しても十分な結果が得られない場合には、学習方法・課題量・確認方法を見直します。
事情により授業に参加できない場合は、代替学習や別の確認方法を相談できます。
第6条 学力と学習姿勢の区別
第一ゼミナールは、学力が低いこと自体を問題行動とは考えません。
次のような生徒についても、改善に取り組む意思がある限り、学習方法を検討し支援します。
- 基礎学力が不足している生徒
- 学習習慣が身についていない生徒
- 成績が伸び悩んでいる生徒
- 得意・不得意の差が大きい生徒
- 学習面で特別な支援を必要とする生徒
一方、適切な支援と改善の機会が提供されても、学習への参加・課題の実施・必要な連絡等が継続的に成立しない場合には、指導方法や在籍継続について相談することがあります。
判断の中心は、学力の高低ではなく、個々の状況を踏まえた学習への参加と改善の取り組みです。
第7条 改善指導
学習の実行状況や出席状況に継続的な問題が認められる場合、次の手順で改善を支援します。
第1段階 状況確認
講師が本人と面談し、学習が進まない原因を確認します。
学力面、学習方法、生活習慣、健康状態、心理面、家庭事情などを踏まえて判断します。
第2段階 改善計画の作成
本人と講師で、実行可能な改善目標を設定します。
必要に応じて保護者にも状況を共有します。
改善目標は、本人が具体的に行動できる内容に設定します。
第3段階 改善状況の確認
設定した目標に対する取り組みを確認します。
改善が十分でない場合には、課題量・授業形態・学習管理の方法などを見直します。
第4段階 最終改善通知
必要な支援や改善指導を実施しても状況が継続する場合、本人と保護者に現状と今後の対応を説明します。
改善が必要な事項、求める行動、確認方法を明確にします。
第8条 保護者参加型の集中改善支援
通常の改善指導では十分な改善が見られない場合、保護者にも参加していただく集中改善支援を提案します。
原則として、受験コンパスのプラチナまたはダイヤモンドの支援内容を活用し、2か月間の改善に取り組む方針です。
この期間には、本人・保護者・講師が学習状況を共有し、次の事項を確認します。
- 授業や面談への参加が成立しているか。
- 合意した課題に取り組めているか。
- 学習状況を適切に報告できているか。
- 問題が生じた際に相談・修正できているか。
- 本人に合った支援方法が機能しているか。
有料サービスを利用する場合は、内容・料金・契約条件を事前に説明し、保護者の同意を得ます。
追加の有料契約をしないことだけを理由として、在籍継続の可否を判断することはありません。
第9条 在籍継続の見直し
通常の改善指導、最終改善通知、必要な追加支援を経ても、学習への参加・提出・取り組みが継続的に成立しない場合には、今後の指導方法や在籍継続について協議します。
この判断は、単一のテスト結果や一度の欠席、課題の未提出だけで行うものではありません。
本人の事情、これまでの経緯、提供した支援、改善状況を総合的に確認します。
在籍継続の見直しが必要な場合は、本人と保護者に理由を説明し、意見を伺う機会を設けます。
一方的な判断にならないよう、十分な説明と協議を行います。
第10条 病気・障害その他の事情への配慮
第一ゼミナールは、病気、障害、心身の不調、家庭環境等により、通常の学習方法への参加が難しい生徒について、個別の事情を尊重します。
必要に応じて、以下のような調整を検討します。
- 課題量や提出期限の調整
- 授業形態・学習方法の変更
- 面談方法や頻度の調整
- 代替課題や別の確認方法の設定
- 保護者との連携
- 休養や治療との両立
本人や保護者と対話し、過重な負担とならない範囲で必要な支援を検討します。
病気や障害があること、それに伴う配慮を求めたこと自体を不利益な判断の理由にはしません。
第11条 保護者との連携
学習状況に大きな変化があった場合、計画の実施が難しくなった場合、改善指導が必要な場合には、必要に応じて保護者にご連絡します。
保護者の皆様にも、次の点についてご協力をお願いいたします。
- お子様の学習・生活状況の共有
- 必要な面談への参加
- 学習計画への理解
- 健康状態や家庭事情についての相談
- 改善に向けた建設的な連携
塾・本人・保護者が互いの役割を理解し、協力することを大切にします。
第12条 第一ゼミナールが約束すること
塾生に学習への取り組みを求める以上、私たち講師にも責任があります。
第一ゼミナール高等部は、次の事項を大切にします。
- 生徒の現状を把握し、目標に応じた指導を行う。
- 課題の目的と必要性を分かりやすく説明する。
- 学習が進まない場合には原因を確認する。
- 一人ひとりの事情に応じた改善方法を検討する。
- 生徒の人格と尊厳を尊重する。
- 成績だけで生徒の価値を判断しない。
- 必要に応じて保護者と情報を共有する。
- 生徒が主体的に学習できるよう支援する。
最後に
第一ゼミナールが求めるのは、最初から何でもできる生徒ではありません。
自分の目標に向かって行動し、うまくいかないときにも改善しようとする生徒です。
失敗すること、分からないこと、成績が伸び悩むことは、決して恥ずかしいことではありません。
大切なのは、そこからどう行動するかです。
私たちは、生徒の可能性を簡単に諦めません。
同時に、生徒自身にも、自分の未来に責任を持ち、学習に取り組むことを求めます。
生徒・保護者・講師が同じ目標に向かって協力し、確かな成長を実現していきましょう。
第一ゼミナール高等部